北ヨーロッパ線もTGVの仲間入り
パリと北部のリール、カレーとを結ぶ北ヨーロッパ線が全線開業したのは、1993年9月のこと。
この路線は、カレーからユーロトンネルを経由してパリとロンドン、またロンドンからリーノレ・ヨーロッパ駅経由でベルギーのブラッセルに行く「ユーロスター」も走る高速路線です。
最高時速は、ともに300kmと早いです。
パリのターミナルは、これまでずっと北部方面へのルートを国際列車を含めて担当しててきたパリリ北駅になりました。
北駅を出ると、TGVはしばらくは在来線を走るが、すぐに田園地帯の高速新線に入り、やがて並行する高速道路の自動車をまたたく間に追い越しながら猛スピードで疾走します。
車両は、さらに改良が重ねられて今度は地域間用のTGV-Reseauタイプになりました。
カラーリングは大西洋線と同じですが、編成は南東線同様、10両が基本。
1995年の春からは、かつての花形国際列車TEEのなかで少数派として残っていた、パリ~ブラッセル間の「イル・ド・フランス」なども、ついにTGVに置き換えられました。
TEEの往年の活躍ぶりを知る人には寂しいかぎりですが、これも時代の流れですね・・・。